育児や家事におわれていると、自分のスキルアップのための勉強がおろそかになりがち。仮に時間ができたとしてもほんの少しのスキマ時間でできることが限られています。
そんなときには耳で聞く本であるオーディオブックをお勧めします!
オーディオブックとは

photo AC
オーディオブックとは、ラジオのようにナレーターが本の内容をしゃべってくれるサービスで、車社会のアメリカで移動中に本を聞くために生まれたものです。
『本を読みたいけど手が離せない』なんて場面には大活躍すること間違いなし。オーディオブックは手も目も使わないため、ながら作業にもってこいです。
オーディオブック1冊あたりの総再生時間は6~7時間のものが多いです。
ただし、朗読のペースがかなりゆったりしているので、2倍速以上で聞くことが多くなります。このため大体3,4時間前後で1冊聞き終えるイメージです。
ぼくは毎月2、3冊のオーディオブックを購入し、同じ本を1週間に3回ほど3倍速にして聞いています。
オーディオブックサービスの種類
オーディオブックにはいくつかタイプがあります。
・小説やビジネス書などの本を聞くタイプ
・講演会の録音タイプ
・声のブログ(Voicy) など
また、1冊単位で購入ダウンロードする形式や、月額定額で聞き放題のものなどもあります。以下、オーディオブックを提供する媒体について、ぼく自身が色々試した経験から解説してみます。
・Audiobook.jp(旧FeBe)

株式会社オトバンクが提供するサービスで、ぼくはこちらを愛用しています。
特徴として、本を購入しダウンロードするタイプがメインという点が挙げられます。これならネットがつながらない場合でも途切れることなく聞き続けることができます。
お勧めする一番の理由は比較的新しい本が多いということです。数か月前のベストセラーから取り扱っています。
1冊あたりは大体定価1,500円~ですが、毎月何度もセールをやっており、めぼしい本は800円均一や500円均一などで購入することができます。本1冊買うよりもお得ですね。
ちなみに最近になって750円/月で定額聞き放題のストリーミングサービスも提供し始めましたが、現時点ではあまりお勧めしません。コンテンツ数は多いものの、売れ筋のメジャーな本は対象外での場合が多いためです。
・Audible

サービス内容が大幅変更となりました。以前は月額定額で読み放題のサービスでしたが、以下の通りコインというものを使用するやや特殊な販売方法となりました。
以下、Amazon公式サイトからの引用です。常に30%オフかつ365日以内なら返品可能(公式サイト)であり、実質聞き放題と同様です。
1冊購入と聞き放題がセットになったようなサービスであり、面白いサービスです。
・月額1,500円で毎月1つ「コイン」を付与。
・付与されたコインで、お好きなタイトルを購入。
・購入したタイトルは退会後もあなたのもの。
・コインを使い切っても非会員価格の30%OFFで購入可。
・聴きはじめてからでも交換OK。
・追加料金なしで楽しめるコンテンツも。
Amazonが提供するサービス。1,500円/月の定額ストリーミングサービスのみの取り扱いなので、解約すると本は手元に残りません。
こちらも実際に試しましたが正直なところお勧めはしません。コンテンツ数は多いものの、売れ筋のメジャーな本は取り扱いはほとんどなく、数年前の旧作ベストセラーがメインのためです。
新しいものタイトルも含まれていますが要約版なので物足りなさを感じます。
また、驚くことにAudibleのコンテンツの中にはAudiobook.jpから権利を買い取ったものがあります。コンテンツの独自性に欠ける要因だと考えられます。
ただし、落語を大量に取り扱っているため、落語好きのかたには良いかもしれません。
・Voicy
以前こちらの記事でもご紹介しましたが、インフルエンサーの方などによる声のブログサービスです。激しくお勧めいたします。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
おすすめの活用場面

オーディオブックはながら作業にもってこいのため、様々な場面で活用できます。
例えば、
・家事
・通勤、通学
・ランニング
など。ぼくは子供の寝かしつけの時になんかにも活用しています。
あなたもオーディオブックをぜひ初めてはいかがですか?
それではー